住まいの相談窓口を利用する際に注意するべきポイントとは?
住宅購入で困った時にプロへ相談できる住まいの相談窓口がありますが、具体的にどのような利用の仕方をすればよいか分からないという人も多いかもしれません。今回は住まいの相談窓口を利用する際に注意するべきポイントについて解説します。相談できる内容や選び方のポイントについても触れますので、ぜひ参考にしてください。
住まいの相談窓口で相談できる内容
住宅の購入は一生に一度の買い物ともいわれているため、不慣れなことが多く、さまざまな悩みを抱えながら検討する人も少なくありません。
住まいの相談窓口は家づくりに関する悩みをプロに相談できるところです。具体的に住まいの相談窓口で相談できる内容について見ていきましょう。
家づくりの進め方について
住まいの相談窓口へ相談することで、基本的な家づくりの進め方が把握できます。最初の情報収集段階から引き渡しまでの流れを把握しておくことで、段取りを決めやすくなります。
自分に適した予算がわかる
住宅購入の上で世帯収入や支出から適した購入予算を算出することが重要です。もしも適した予算となっていない場合は、毎月の家計が苦しくなってしまう可能性があります。また、住宅購入の予算のみならず、購入後の修繕費や税金といったランニングコストについても詳しく教えてもらえます。
住宅ローンの相談
住まいの相談窓口は住宅ローンに関する相談も受け付けており、購入する地域や予算状況によってローンの借入先を紹介してもらえます。住宅ローンは借入先によって金額が異なりますが、わずかな金利の差でもトータルで考えると大きな差となります。
住宅メーカーを比較してくれる
住まいの相談窓口では複数の住宅メーカーと提携していることから、住宅メーカー選びの相談にも応じています。家づくりにおいて住宅メーカー選びは重要となるので、住まいの相談窓口にて見積もりやサービス内容を比較してもらえるのはメリットとなります。
住まいの相談窓口の選び方のポイント
相談内容が分かったところで、どの窓口に相談したらよいか分からないという人も多いことでしょう。住まいの相談窓口の選び方におけるポイントを以下のとおり解説します。
相談形式
まず、自分がどの相談形式がよいかを検討しましょう。住まいの相談窓口は会社によって店舗展開しているところもあれば、オンライン対応のみとしている窓口もあります。オンラインが苦手で対面形式による相談をしたい場合は、自宅から通える範囲で店舗を構えている窓口を探してみましょう。
一方で忙しくて店舗に行けない人はオンライン対応をしている窓口に相談するとよいでしょう。
提携している住宅メーカー数
次に住まいの相談窓口を選ぶうえで重視したいのが、提携している住宅メーカーの数です。相談した窓口の提携数が少ないと、希望する住宅メーカーを見つけられない可能性があります。
反対に提携している住宅メーカーの数が多ければ多いほど選択肢も広がります。初期段階で住宅メーカーが決まっていない場合は、提携数の多い窓口を選ぶことをおすすめします。
会社の規模や実績
住まいの相談窓口の規模は運営会社によって異なりますが、比較的大きい会社の方が安定性や信頼性が高い傾向にあります。運営母体が大きければ情報量に優れており、多くの実績を持っていることでしょう。住宅購入は大きな買い物であるため、信頼できる窓口を探すうえで会社の規模や実績も大事なポイントとなります。
住まいの相談窓口を利用する際に注意するべきポイント
最後に住まいの相談窓口を利用するうえで注意しておきたいポイントについて紹介します。
理想像を明確にしておく
住まいの相談窓口を利用する前に、どのような家づくりをしたいのかを明確にしておくことが大切です。住まいの理想像がはっきりしていないと、相談される側としても明確な答えを出せません。住宅購入を検討したからといって、すぐに相談窓口に向かうのではなく理想像を固めておくことが大切です。
複数の窓口を利用する
住まいの相談窓口は一つに絞り込むのではなく、複数の窓口を利用することをおすすめします。一つの窓口だけでは提案の良し悪しも分からないまま、住宅購入が進んでしまう可能性があります。窓口によって得意不得意があるため、自分の理想を叶えてくれそうな所を探すとよいでしょう。
家族全員で窓口に行く
住まいの相談窓口を利用する時は、できる限り家族全員で相談を受けることをおすすめします。家族みんなで住む住宅なので、完成後に家族同士で揉めないように相談時点から全員参加しましょう。
まとめ
今回は住まいの相談窓口を利用するうえで注意するべきポイントについて解説しました。住まいの相談窓口では家づくりの進め方はもちろんのこと、適した予算や住宅ローンに関する相談まで可能となっています。また、住まいの相談窓口を選ぶポイントとして、希望する相談形式で受け付けてくれるかどうかや、提携している住宅メーカーの数、会社の規模や実績をチェックしておきましょう。ただし、住まいの相談窓口を利用する上で、事前に理想像を明確にしておくこと、複数の窓口を利用すること、家族全員で窓口に行くことに注意しておきましょう。